動明輪の爆発から48時間以内に、業界トップのMSCの船舶がコロンボで爆発した。

中国の壹航運の最新報道によると、寧波港で陽明海運の「動明輪」が爆発してから48時間以内に、業界トップの地中海航運のコンテナ船「MSC CapeTown III」がスリランカのコロンボ港JCTターミナルで8月11日未明に火災を起こし爆発した。

NEWS FIRSTの報道によると、スリランカ港湾局(SLPA)は、コロンボ港ジャヤコンテナターミナル(JCT)に停泊中のコンテナ船MVMSC CAPETOWN IIIで火災が発生した後、迅速かつ協調的な行動により潜在的な災害を回避したと発表した。

当時、船は995TEUを荷降ろしし、880TEUを積み込んでいたところ、船室近くのハッチエリアで突然火災が発生し、その後爆発につながった。

爆発は甲板の下で発生し、甲板上の影響を受けた60個のコンテナはすでに荷降ろしされており、その中には危険物を積んだコンテナも1つ含まれていた。

火災発生後、船上のすべての乗組員と補助員はすぐに避難し、消防士と他の港湾サービス部門は協力して迅速に消火活動を行い、影響を受けた貨物を安全に撤去した。

火災の原因はまだ不明であり、スリランカ港湾局は徹底的な調査を行っており、船代理の責任を追及するとしている。

船舶データによると、MSC CapeTown III(IMO:9311737)は2006年に建造され、2824TEUの容量を持ち、ポルトガルの旗を掲げ、MSCが所有・管理・運航している。同船は現在、南アジア・東アフリカ航路に就航している。

壹航運が提供した船舶情報によると、MSC CapeTown IIIは8月5日にシンガポールを出港し、8月10日21時37分にコロンボ港に到着した。

当初のスケジュールでは、MSC CapeTown IIIはコロンボ港での積み降ろし作業終了後にケニアのモмбаサ港に向かう予定だったが、船上の火災と爆発により、その後のスケジュールが遅れる可能性がある。

中国の海運業界の幹部は、暑い天気が危険物の輸送管理をより厳格にする必要性を指摘している。7月19日、パナマ船籍のコンテナ船がインド海域で火災を起こした。この一連の事故により、世界中の港湾での危険物輸送管理が厳しくなり、船会社は輸送条件を厳格化すると予想される。

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