CMA CGM Belem、悪天候により99個のコンテナが海中に流出

2024年8月16日、CMA CGM Belemというコンテナ船が、南アフリカ東海岸のリチャーズ・ベイ付近を航行中に強風と高波に見舞われ、99個のコンテナが海に流出しました。この船はマルタ旗を掲げ、フランスの海運会社CMA CGMに属しており、アジアから南米へ向かう途中で悪天候に遭遇し、船上のコンテナが大きく崩れる事態となりました。

事故後、船は一時的にマプト湾に避難して初期の評価を受けましたが、その後さらに検査と処理を行うために南アフリカのングクラ港へ向かうことが決定されました。南アフリカ海事安全局(SAMSA)は航行警告を発し、海上で漂流しているコンテナを発見した場合は報告するよう、他の船舶や一般の人々に呼びかけています。

今回の事故は、過去1か月でCMA CGM社が経験した2回目の大規模なコンテナ流出事故です。前月にも、CMA CGM Benjamin Franklinという別のコンテナ船が同じ地域で40個のコンテナを失う事故が発生しました。

この事故を受け、特に悪天候下での航行リスク管理に対する関心が再び高まっています。

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