中米関税緩和で中国の輸出業者に注文殺到、海運業界に活気

中米両国が関税政策を大幅に緩和したことにより、中国の輸出業者は米国からの注文が急増し、海運業界に活気が戻っている。

5月12日、ジュネーブでの中米経済貿易会談の共同声明が発表され、両国は互いに91%の関税を撤廃し、24%の相互関税を90日間停止することに合意した。

これを受けて、深圳のある輸出企業では、半日で6件の米国からの緊急注文を受け、「できるだけ早く出荷してほしい」との要望が相次いだ。

また、上海の国際物流企業では、顧客からの問い合わせが殺到し、米国の貨物代理店の創業者ライアン・ピーターソン氏はSNSで「海運のピークに備えよう」と呼びかけている。

このような動きは、海運業界にとって明るい兆しとなっており、今後の動向に注目が集まっている。

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