【日本物流・海運ニュース】ONE、初のメタノール二元燃料船を受領 & 成田空港が貨物地区へAGV本格導入
ONE、24,000TEU型メタノール二元燃料コンテナ船「ONE Future」を受領
オーシャン ネットワーク エクスプレス(ONE)は2月4日、今治造船株式会社とジャパン マリンユナイテッド株式会社(JMU)のコンソーシアムによって建造された、同社初となる24,000TEU型メタノール二元燃料コンテナ船「ONE Future」の引き渡しを受けたと発表しました。
海運業界では2050年のネット・ゼロ・エミッション達成に向けた動きが加速しており、ONEも2030年までに代替燃料船の比率を高める戦略を掲げています。本船は、従来の重油に加え、燃焼時にCO2排出量を大幅に削減できるグリーンメタノールを使用可能です。
ジェレミー・ニクソンCEOは声明で、「ONE Futureの就航は、当社のグリーン戦略における記念碑的な一歩であり、アジア-北欧州航路における顧客のサプライチェーン脱炭素化に大きく貢献する」と述べました。同船は2月中旬より神戸港に寄港後、欧州航路へ投入される予定です。
成田空港、貨物地区における自動搬送ロボット(AGV)の導入を倍増へ
成田国際空港株式会社(NAA)は2月3日、貨物ターミナル地区における物流効率化を目指し、自動搬送ロボット(AGV:Automated Guided Vehicle)の導入台数を、2026年度中に現在の2倍に拡大する計画を明らかにしました。
航空貨物の需要が堅調に推移する一方、空港地上支援業務(グランドハンドリング)の人手不足は深刻化しています。NAAはこれに対処するため、貨物上屋間の一部搬送業務を完全無人化する実証実験を完了し、本格運用フェーズへと移行します。
この施策により、貨物の積み下ろしや搬送にかかる人的リソースを約30%削減できる見込みであり、NAAは「スマートエアポート構想」の中核として、AIによる貨物量予測システムとの連携も進める方針です。




