イギリスなどでコンテナ火災相次ぐ IMDG Code「42‑24」新規定必須化へ

近年、鋰(リチウム)電池を含む貨物が原因と疑われるコンテナ火災が再度多発。特にイギリスおよびフランスの港湾で報告件数が増加し、業界で大きな懸念が高まっている。これを受け、IMOは2026年1月1日から「IMDG Code 42‑24」の完全義務化を決定。具体的な対応項目として:

  • State of Charge(SoC)30%以下の維持

  • UN38.3テスト合格の証明+正確なラベリング

  • CO₂滅火設備の貨物室設置

  • 電池用コンパートメントへの専用規定

さらに、CINSも6月20日に新ガイドラインを公表し、輸送前の分類・梱包・配置に関する詳細を提示。特に未申告リチウム電池が火災の主要要因とされ、インドがIMOにおいて「制裁強化」を要求したことも明らかとなった

© Copyright - 高甲實業有限公司
- design by Morcept