ヘパグロイド、アジア・オセアニア発ラテンアメリカ向け海上運賃を引き上げ

ドイツの大手海運会社ヘパグロイド(Hapag-Lloyd)はこのほど、アジアおよびオセアニア地域からラテンアメリカ向けの海上運賃(General Rate Increase=GRI)を引き上げると発表した。新料金は2025年5月8日出港分より適用される。

対象は20フィートおよび40フィートのドライコンテナ、ハイキューブコンテナ、ならびに非稼働の冷蔵コンテナであり、以下のような引き上げが実施される:

  • 20フィートドライコンテナ:500米ドル

  • 40フィートドライコンテナ:1,000米ドル

  • 40フィートハイキューブコンテナ:1,000米ドル

  • 40フィート非稼働冷蔵コンテナ:1,000米ドル

なお、プエルトリコおよびアメリカ領ヴァージン諸島向けの新料金は、2025年5月24日より適用される予定である。

同社は、運賃改定の背景として燃料費の上昇およびサービス維持の必要性を挙げており、今後の市場動向を注視する必要があるとされる。荷主およびフォワーダー各社には、影響の把握と対応が求められる。

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