米国の相互関税導入に関する要点整理

米国の相互関税(Reciprocal Tariff)

  • 基本関税 10%:2025年4月5日(米国時間)より施行。

  • 相互関税の対象国(2025年4月9日 米国時間より施行):

    • 台湾:32%

    • 中国:34%

    • ベトナム:46%

    • タイ:36%

    • マレーシア:24%

    • インド:32%

  • 個別品目の関税措置:

    • 2025年4月3日(米国時間)より、自動車(例:ライトトラック、乗用車などの完成車)に対して 25%の関税 を課す。

    • コンピューター製品:ノートパソコン(NB)、デスクトップPC。

    • 金塊、銅、医薬品、半導体、木材製品:現在は相互関税の対象外。

    • メキシコ、カナダ:すでに25%の関税が課されているため、相互関税の対象外。
      USMCA(米・メキシコ・カナダ協定)に基づく製品は免除の対象となる可能性があります。

  • その他の関税措置:

    • 2025年5月2日(米国時間)より、800米ドル以下の少額輸入品に対する関税免除を廃止。

    • 2025年5月3日(米国時間)より、自動車部品(例:エンジン、トランスミッション、タイヤ、リチウムイオン電池、スパークプラグ、ショックアブソーバー、自動車用配線など)に 25%の関税 を課す。

    • 2025年3月2日(米国時間)より、すでに鉄鋼およびアルミニウムに対して25%の関税が課されている。

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